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2013年03月05日

職人力!

職人力!



1章 スイス

2章 オーストリア

3章 フランス

4章 ベルギー

5章 日本

(本文より)

パティシエの仕事、特に若い頃の修業時代というのは、

長い螺旋階段のようなものだと思っている。

パティシエには 

焼き菓子、ムース、パイ、ショコラ、パン、デザート、

アイス、細工物などなど、

おおまかに分けても数多くのパートがある。

毎日すべての仕事をこなしていくのは不可能である。

ある期間、焼き菓子をやっていると、

仕上げの実力が不安になってくる。

仕上げに移ってしばらくすると、

今度はショコラのことが気になって、

そして次はパン、細工もの、そして一通りやると、今度また、

しばらくやっていない焼き菓子のことが気になってくる。

つまり、常に苦手な仕事のないように

ぐるぐる回っていかなくてはならないのだ。

グルッと一周してきた時には、

以前よりも必ず高水準の位置にあり、

それを繰り返しながら

螺旋階段のように

高みに上って行かなければならないのである。


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Posted by パティスリーヨシダ at 10:01 │読書

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